端材流ごとに経路を選ぶ

毎成形サイクルで出るランナーと不良品容器は、別の投入作業です。配置図で分け、樹脂グレード、フィラー、色、全寸法、最厚部を記録してください。同じ成形機から出ても、ランナーを受ける機械が不良成形品も受けるとは限りません。

各材料流を、不必要な移送を最少にして回収、処理、後工程へ送れる場所を考えます。場所だけでは異物混入を防げません。回収、粉砕、再使用の間も材料の識別を明確に保つ必要があります。

どの条件が各配置に適するか

工場の条件成形機横集中ステーション
決まった成形作業から規則的に出るランナー機側の短い経路から検討できます。回収と計画処理が生産に合うなら検討します。
複数成形機から集める端材適した材料流を機側に残します。識別したバッチを分け、処理順序を計画します。
時々出る大きな不良品通常のランナー投入と分けて評価します。独立した指定経路を設けます。集中配置だけで機械適合は決まりません。
頻繁な樹脂替え・色替え機側回収・返送経路の清掃を含めます。分別保管、バッチ予定、共用機の清掃を含めます。
成形機横の機側処理と、供給元バッチを分ける集中ステーションの二経路を機能比較します。集中例ではAを処理し、Bは別に待機します。粉砕材をバッチ別に回収します。
材料経路は例示です。矢印は順序であり自動輸送ではありません。回収と承認済み再使用は別に指定してください。

日量だけでなく到着パターンに供給を合わせる

機側経路では、ランナー全体と投入案を成形サイクルに照らして比較します。通常生産だけでなく起動端材や不良ショットも含めてください。蓄積端材をまとめて入れると、規則的なサイクルでも不規則な供給作業になります。

集中ステーションではバッチ量、搬入頻度、使える処理時間を記録します。同じ日量でもバッチ搬入とシフト中の逐次到着では異なります。待機材料、制御された投入、粉砕材の取り出しを考慮してください。粉砕機単体では検討できません。

通常成形サイクルで間隔をあけて来る個別端材と、集めたバッチの別々のグループを比較する概念図です。時間、質量、性能の尺度はありません。
時間・質量の尺度がない到着例です。各行は量の比較ではありません。搬入バッチにも投入方法の定義が必要です。

材料に合わせた複合配置

異なる樹脂グレードを使う成形機二台の仮想工場を考えます。一方は規則的な小ランナー、他方は個別確認が必要な不定期不良品を出します。第一のランナーは、投入方法と再使用が合うなら機側に残します。他方は表示付き容器で回収し、別に指定したステーションで予定処理します。二材料を明確に区別します。

この例は作業ごとの経路分けを示し、全成形機に粉砕機を置いたり全端材を一室に集めたりする要求ではありません。大きな不良品の寸法と切断要件は別途評価が必要です。 中実パージ材には別の細断経路が必要な場合があります。

提案全体を同じ基準で比較

両案に同じ端材説明、稼働時間、必要毎時処理量を使います。次工程が必要とする粒度と清浄度を含む粉砕材品質を別に定めてください。各提示能力の材料、投入方法、刃構成、排出方式を確認します。

回収容器、移送、待機空間、投入、粉砕材回収、行き先まで全経路を比較します。閉じた機械の占有面積だけでなく、作業動線、清掃・保守空間を示してください。価格比較前に不足機器と作業を見つけられます。

生産で粉砕材を識別・受け入れる方法を定めます。返送接続だけでは許容再使用率は決まらず、実際の成形での材料と製品要件によります。不適合材や未確認材を承認済みの再使用流に混ぜないでください。

RHONGカタログ例の位置づけ

RHONGの RG-16R / RG-21R カタログは、小スプルー・小不良品を手やロボットで投入する機側経路を説明しています。

RG-26GQ / RG-36GQ カタログは密閉型集中粉砕を説明しています。設備相談の出発点となる二つの公開用途例であり、工場全体の輸送システムを定義するものではありません。

次の資料をご利用ください: 粉砕機選定ガイド で機械比較情報を準備してください。 スクリーンレス・スクリーン付き比較ガイド は、別の切断方式選択を説明しています。 端材一覧と配置図をRHONGへ送る ことで、設備範囲を相談できます。

出典

投入・設置の参考:Conairの 端材粉砕を成功させるために とWITTMANNの 機側粉砕機にスプルーを供給する方法 (8–9ページ)。図と仮想工場例は説明用で、設置実績や性能試験ではありません。